スタディング徹底活用学習方法!中小企業診断士試験1次試験にストレート合格の実体験を元に紹介

私は、通信講座スタディングで(正確には、それ以外の模試も2回受けました。)、

中小企業診断士試験の1次試験に合格しました。

=>「スタディング 中小企業診断士講座」のキャンペーン情報や無料お試しはコチラ!

それ以外のテキストは基本的に使用せず、愚直にスタディングの学習フローに従って学習することで約半年という学習期間で1次試験合格を達成しました。

今回の記事では、私がどのようにスタディングを活用して短期間での1次試験を突破できたのかを紹介します。

また、スタディングを利用するメリット、デメリットも併せて紹介します。

 

スタディングのオンライン学習

 

私の中小企業診断士試験1次試験の結果

学習を始めたのは去年2022年の1月19日、試験本番は8月5日でしたので約半年の学習期間でした。


点数は、

企業経営理論…66点

財務会計…80点

運営管理…65点

経済学・経済政策…48点

経営情報システム…60点

経営法務…80点

中小企業経営・中小企業政策…61点

で、合計700点中460点で、1次試験合格の420点を突破しました。

中小企業診断士1次試験結果

科目合格ラインは60点ですが、それについても経済学・経済政策以外はそれを突破できていました。

スタディングの学習方針は合格ラインを効率よく突破することです。

 

私の試験結果もスタディングの方針通りという結果になりました。

私のスタディング中小企業診断士試験講座の活用方法

私のスタディング活用方法のポイントは以下の3点です。

  1. スタディングの学習プランに沿って学習を進める
  2. スタディングのコンテンツ・教材をフルに活用する
  3. 他の教材に浮気しない

以下、順番に見ていきます。

 

1.スタディングの学習プランに沿って学習を進める。

スタディングでは、AIによる学習プランを作成します。

まず、自分自身で学習開始日と学習フローと月曜日から日曜日(祝日含む)の学習可能時間を朝・日中・夜に分けて細かく設定します。学習可能時間は、一括設定も可能ですが自分自身で確実に達成可能なラインを設定することをお勧めします。

学習フローについては、「速習プラン」と「反復学習プラン」を選ぶことができます。

それぞれのプランには最低必要時間と学習の進め方が表示されますので、それをもとに選択します。

私は、「反復学習プラン」を選択しました。

私の場合は、土日関係なく毎日朝と夜で1.5時間ずつの合計3時間で設定しました。

次に、ヒアリングがあります。

ヒアリングといっても、画面上で質問に回答していくだけです。

例えば、「中小企業診断士の試験勉強について、これまでのおおよその勉強時間を教えてください。」とか、「勤務先の業種をお教えください。」とか「月当たりの平均労働時間をお教えください。」など簡単なアンケートレベルです。30問程度ですが5分程度で終わります。

次に学習前の段階での実力を診断テストで採点します。

問題数は35問(5問×7科目)、時間にして20分程度です。

私の点数は、驚異の8点!49点満点です😅

 

自信のない問題はまぐれで正解しないようにしたというのも影響してます。言い訳です😅

「あくまで、この点数はその時点での実力。そこから合格ライン突破に向けて学習を進めていく!」

ポジティブに考えればそうなのですが、この点数を見た時には「諦め」の文字が頭に浮かびました。

正直、学習前の段階では社会人経験の中で既に持っている知識で、ある程度の点数は確保できるのでは?と思っていました。

そのため、「速習プラン」でもいけるのでは?と思っていましたが、この点数を見て素直にスタディングの用意する「反復学習プラン」に従って学習を進めることにしました。

もちろん、問題の内容は日本語で書かれているわけですし、社会人経験もあるので問われているニュアンスはわかるのですが、各選択肢を選ぶポイントは、この段階では全くわかりませんでした。

ここまで終わると、AIが学習プランを作成してくれます。学習予定日が講座、問題演習の最小単位で計画されますので、まずはこの予定日よりも遅れないように進めていくのが重要です。

私は診断テストにより自分の知識の薄さを認識できたため、反復学習プランの内容をプランで指示される順番通り素直に学習を進めました。

結果的には変なプライドを持つことなく、プロのカリキュラムに従って進めたことが、1次試験のストレート合格に繋がったと思います。

当然、1回目の学習では理解の足りない部分もでできますが、プランの流れに沿って「まずは一通りの範囲を学習する!」というのを優先して進めました。

2周目には1周目で学習したことをド忘れしています。

むしろ、前日に学習した内容も次の日には忘れています。

私にとって久しぶりの本格的な試験学習でしたが、記憶力の衰えを痛感しました。

しかし、学習や問題演習を繰り返すことで少しずつ忘れている内容が減っていき定着していくのを感じました。

結局、試験前になっても忘れている内容は多かったと思いますがそれでも1次試験合格には充分足りていたという結果です。

2.スタディングのコンテンツや教材をフル活用する。

スタディングでは、豊富な教材と機能が用意されています。

私はそれらをフルに活用して進めることにしました。

以下で、各教材、機能ごとに私の活用方法や感想を紹介します。

動画

まず、メインの教材はもちろん動画になります。

PCで見ることができるのはもちろん、タブレットスマホでも見ることができます。

私は主にタブレットで見るのをメインとしていましたが、ながら見したい時はFire stickでミラーリングしてリビングのテレビで再生しました。

また、お風呂にタブレットを持ち込んで見れたのも学習を毎日続けられた要因だと思います。

私はやりませんでしたが、電車やバスの通勤時間が長い人はスマホでその時間に動画を見ることもできますし、2週目以降などはウォーキングやトレーニングの時に音声学習を行うのも良いですね。

便利な機能としては、倍速再生、動画・音声のダウンロード機能もあります。

私も動画は1.25倍速で見ていました。

動画内で解説をされる講師の方はゆっくり喋ってくれているので、充分聞き取れます。

スタディング内のSNSを利用されている方の反応を見ると、1.5倍で聴かれている方も多そうです。

テキスト

スタディングのテキストは基本的には動画で話している内容が文字起こしされているものですが、補足やワンポイント情報、実践フォローアップ講座の内容が含まれています。

これらのプラスα部分は過去問でも多く出題されているため、しっかりと理解する必要があります。

通常の参考書などよりもプラスα部分の重要性がかなり高いです。

スタディングのテキストは基本的にはPDFでダウンロードし利用しますが、講座のオプションプランでは印刷されて冊子になったテキストを受け取ることもできるようです。

※私は利用しませんでした。

私は当初、動画メインで学習するのであればテキストは不要かなと感じていました。

しかし、学習を継続していき、以前に学習した箇所を復習する場面では動画で見るよりもテキストで見る方が効率良いと感じることもありました。

また、動画を見る前にテキストを流し読みして予習?しておくと動画を観た際に理解度が深まりました。

私の場合は、どうしても動画だけだと集中力が散漫になりやすく、また理解していないまま、いつのまにか動画が先に進んでいるという状態が多かったため、途中からはテキストでさらっと予習してから動画を見るということを徹底しました。

また、各動画講義の最後にある記憶フラッシュの問題がテキストにも収録されています。

動画では、記憶フラッシュのパートのみをまとめるということができないため(各講義ごとにプレイリストから記憶フラッシュのチャプターを選ぶ必要がある)、私は別記事で紹介したWorldHolicに記憶フラッシュの質問と回答をまとめて利用しました。

 

blog.hitori-support.com

 

このやり方が私には合っていたようで記憶の定着に役立ちました。

スマート問題集

スマート問題集は、各講義と過去問を繋ぐ基礎演習問題というイメージです。

これを解いた後に過去問を解くと一気にレベルが上がることで戸惑う場合も多いようです。

しかし、その過去問やこれから先の本番で出会う問題を解くために必要な最低限の知識がそれらと同じ形式で出題されます。

また、スマート問題集と過去問セレクトでは、「練習モード」「本番モード」「復習モード」という3つのスタイルで問題演習を行うことができます。

練習モードでは、問題と解答・解説が交互に表示されます。

出題順は試験問題順とランダムで表示可能です。

本番モードでは、本番形式で全ての問題に解答します。私は利用しませんでしたが制限時間を設定することもできます。

復習モードは、練習モードまたは本番モードを行った後に利用できます。

こちらもランダムな出題順に設定することも可能です。また、要チェックに設定した問題や、前回不正解だった問題だけを解くことも可能です。

過去問セレクト演習

過去問セレクト演習では、スタディングがセレクトした過去問の中でも良問を集中して取り組むことができます。

スマート問題集と過去問セレクト演習では法令の改正なども反映されていますので、間違った知識を積み上げることはありません。

スタディングには年度ごとの各科目の過去問も収録されていて、同じように3つのモードで演習できますが、こちらは法令改正が反映されていませんので注意が必要です。

過去問中心に独学を行う際にネックになるのは、自分が参考書などで学習した範囲と未だ学習していない範囲を跨いだ問題が出ることです。そういった場合、解説を読んで後から学習する箇所の知識も部分的に取り込む必要があるわけですが、過去問セレクト演習では、その手間を、最低限に動画とテキストで学んだ箇所の過去問演習を行うことができます。

学習マップ

学習マップはスタディング独自の学習ツールで、各講義の内容がマインドマップ形式でまとめられています。

もちろん、ゼロから自分自身でマインドマップを作成して講義やテキストの内容をまとめることも良いのですが、スタディングでは既に重要キーワードが描かれている学習マップが準備されています。

書かれているのはキーワードだけなので、最初はそれだけでは物足りないですが学習を積み重ねていくうちにそのキーワードから細かい内容まで想起されるようになります。

また、過去問演習や模試受験などで新たに得た知識も学習マップに追記していくようにすれば試験直前には自分だけのファイナルペーパーになります。

学習の流れ

私のスタディング学習の流れは、

 

1巡目(各単元ごとに以下の流れを繰り返す)

① テキストを流し読みして予習する

② 動画講義を見る(1.25倍)

③ スマート問題集(練習モード=全ての問題を理解するまで復習モードで繰り返す)

④ 過去問セレクト演習(練習モード=全ての問題を理解するまで復習モードで繰り返す)

↓※翌日

⑤ スマート問題集(本番モード=全ての問題を理解するまで復習モードで繰り返す)

⑥ 過去問セレクト演習(本番モード=全ての問題を理解するまで復習モードで繰り返す)

 

2巡目(各単元ごとに以下の流れを繰り返す)

① スマート問題集(練習モード=全ての問題を理解するまで復習モードで繰り返す)

② 過去問セレクト演習(練習モード=全ての問題を理解するまで復習モードで繰り返す)

③ スマート問題集(本番モード=全ての問題を理解するまで復習モードで繰り返す)

④ 過去問セレクト演習(本番モード=全ての問題を理解するまで復習モードで繰り返す)

⑤ 理解不足を感じればテキストを読む

⑥ さらに不足を感じれば動画講義を見る

 

基本的には、このような流れでした。

この後は、年度別の過去問や模試(スタディングにも合格模試というものが1回分あります。)、弱点箇所の補強などを行いました。

スタディングでは問題演習の記録が保存されていますので弱点の把握にも便利です。

3.他の教材に浮気しない

正確に言うと他の教材に浮気する余裕は無かった、が正しいでしょうか。

2.の流れでわかる通り、スタディングの教材を2周し、さらに弱点を補強しようとすると、他の参考書や問題集に手をつける余裕はありませんでした。

私も他社の模試を受験した際に問題文の書き方の違いや、スタディングで出て来なかった知識などがあり不安になりました。

もちろん、模試で得た新しい知識は前述した通り、学習マップに追記して自分のものにしたのですが追加して新しい問題集などを購入することはありませんでした。

それよりは、残り少ない時間でスマート問題集と過去問セレクト、スタディングテキストを100%理解することに重点を置きました。

結果的に、それが7科目中6科目で60点を突破することに繋がったと思います。

まとめ

今回は、私の1次試験ストレート合格に繋がったスタディングを徹底活用した学習方法について紹介しました。

本当は画面のスクリーンショットなどがあれば、もっとわかりやすくなったのかもしれませんがスタディングでは無料講座も準備されていますので、興味がある方はぜひ、そちらで体験していただければと思います。

今回の記事がこれから中小企業診断士1次試験の受験を検討している方に役立てば嬉しいです!