[2022年初めての受験]私の中小企業診断士1次試験結果の本番、模試の点数を科目別に公開

私は2022年の中小企業診断士1次試験に6か月の学習で合格できました。

7科目の合計得点は460点/700点中(合格ラインは420点)です。

私はスタディングの通信学習を利用しました。

 

 

他の資格試験予備校や参考書、問題集は利用しませんでした。

※模試はLECの会場模試を2回受験しました。


今回の記事では、私の1次試験の結果(と模試の点数)と受験した感想などを科目別に紹介します。

この記事が中小企業診断士1次試験を受験しようとしている方のお役に立てれば嬉しいです。

試験会場イメージ


私の2022年中小企業診断士1次試験の自己採点結果

中小企業診断士1次試験結果


私の2022年1次試験の自己採点がこちらの画像です。

※データはLECの自己採点システムを利用しました。他の資格試験予備校でも同様の仕組みがあると思いますが、私はLECの模試を利用した際にアカウントなどを作成していたため、こちらを利用しました。

 

企業経営理論 66点

財務会計   80点

運営管理   65点

経済学・経済政策 48点

経営情報システム 60点

経営法務   80点

中小企業経営・政策  61点

合計  700点満点中460点で無事にストレートで1次試験に合格することができました🙌

科目合格のラインが60点以上、足切りラインが40点未満の試験ですので経済学・経済政策以外の6科目は科目合格のラインも突破できたということで、スタディングでの1次試験対策の学習が身を結んだ形です。

また、私は4月末と6月末に2度LECの模試を会場で受験しました。

模試については受験にお金もかかりますし受けないで良いというご意見もあると思います。

また、在宅での受験も用意されていますが、私があえて会場で模試を受験した理由は以下のとおりです。

私が中小企業診断士1次試験の模試を受けた理由

理由は、

  1. 長丁場の本番環境に慣れるため
  2. 客観的な自分の実力を把握したかったため
  3. モチベーションを維持するため

です。

1.については、私は過去に2日間7科目という大きな?資格試験を受験したことがなかったため、そういった環境を一度経験しておきたいと思ったからです。

模試の会場と本番の会場は全く異なりますし、受験している人数も違うため本番のイメージトレーニングには全くなりませんでしたが、それでも2日間続けて受験する感覚が掴めたのは良かったと思います。

2.については、私はスタディングのみでの学習のため客観的に自分や他の受験生の能力がわかりづらいというのがありました。

そのため、模試を通じて自分の能力が今年1次試験をストレート合格狙えるレベルなのか?を把握する目安にするために受験しました。

特に2回目の模試に関しては、科目合格狙いに切り替えるかどうかの判断材料とする意味合いもありました。

その2回目の結果は414点。なんともその判断に困る点数でした😅

3.については、自分の飽きっぽいメンタルを考慮したものです。

この2回の模試で、それなりの点数を取るためにそれまでの期間折れずに学習を継続することができたと思います。

私の中小企業診断士1次試験結果を科目別に公開

以下、各科目についての所感を実施日時順にまとめてみました。

2回受けた模試の点数と本番での点数も記載してます。

※1回目の模試の結果が期限切れみたいで成績が見れなくなってたので、だいたいの点数です。

経済学・経済政策(1日目)

初日の1科目目で、最も理解できていない科目です。

ガチガチの文系タイプの人には同じような人も多いのでは?

理解できていないなりに、模試ではそこそこ点数が取れていました。

それでも不安だったので試験直前の1か月くらいは重点的に学習して試験に臨みましたが、結果は残念なものに💦

実は試験直後は60点以上取れている自信がありました。

初日の残り3科目の手応えが微妙だったので、試験当日の夜に自己採点した(各種試験予備校が速報を出すため)のですが、結果はご覧の通り💦

ホテルの部屋でテンション下がってました。

模試1回目(4月30日)50点くらい※

模試2回目(6月25日)68点

本試験  (8月6日)48点

財務会計(1日目)

前職では経理業務を担当し、簿記2級も取得、現在のひとり会社でも各種申告を自分でやっているので「得意科目」のはずが、模試では不振続きでした。

試験本番は問題構成が実務寄り?(初出の資金繰り表が2問=8点分など)だったためか、合格ライン60点は取れている自信はありました。

経済学以外の科目は翌月曜日に自己採点を行ったのですが、開けてびっくり!

模試でも取ったことのない点数「80点」

経済学のマイナスを取り戻すどころか1次試験突破の原動力となってくれました。

模試1回目(4月30日)46点くらい※

模試2回目(6月25日)56点

本試験  (8月6日)80点❗️

企業経営理論(1日目)

おそらく、中小企業診断士試験を受験しようとする人の多くが最初に学習を始める科目です。

社会人には実務の内容と絡めてイメージしやすく、実際にある様々な会社の戦略と絡めて考えると学習するのが楽しい珍しい科目です(笑)

が、学習が楽しくスムーズに進めたつもりでも過去問の問題などでは、思うような点数が取れず。。。

イメージはしやすいのですが、理解が浅いと問題の選択肢の紛らわしさで不正解になることもしばしば。

それでも私にとっては、割と得意科目で60点以上、できるならば苦手科目をカバーするような70点程度を目指したい科目でした。

結果としては、66点。

失敗というほど悪くはないけど、目標には届かない結果でした。

模試1回目(4月30日)55点くらい※

模試2回目(6月25日)75点

本試験  (8月6日)66点

運営管理(1日目)

この科目も苦手科目です。元々会社員自体は小売業の会社の現場や間接部門で勤続約20年だったため、いわゆる製造業とか工場作業のようなものは理解できていませんでした。

それでも、ひとり会社を初めてから売上が低調だった時期に某巨大外資系通販会社の倉庫で契約社員(週4日・4時間/日)をしていた時期があったため、サラリーマン時代よりもテキストや問題集の文章がイメージしやすかったかもしれません。

また、小売業の商品陳列方法や販促活動などは前職経験がプラスに作用して得点源になりました。

模試も含めて沈没はしないが大勝ちもしない科目で50点から68点くらいの予想。

結果も 65点と想定通り。

でも、ここで60点以上を取れたことは結果的には大きかったです。

模試1回目(4月30日)60点くらい※

模試2回目(6月25日)61点

本試験  (8月6日)65点

1日目を終えて

1日目の試験を終え会場を出ると各受験予備校の紹介チラシを配る人がたくさん待ち構えていました。

今まで受験した資格試験は規模の小さなものばかりで、このような光景はなかったので中小企業診断士試験の大きさを感じました。

配布されているチラシには各予備校の今回の1次試験の解答速報のリンクが掲載されています。

おそらく、「初日の結果を見るのは後回しにして、2日目の科目の追い込みを少しでもする。」というのが正しいスタンスだと思います。

思いますが、意志の弱い私はついつい見てしまいました😅

そして経済学の点数を自己採点して撃沈💦

幸いにも残りの3科目は自己採点できる解答速報がどの会社からも出ませんでした。

Twitterで他の受験生の皆さんの感想を眺めながら、2日目に備えました。

経営法務

大学時代は法律系学部だったこともあり、得点源としたい科目でしたが、2度の模試では足を引っ張る科目でした💦

この科目も試験直前期は集中して、スタディングの過去問セレクト演習を繰り返し解きました。

大きくマイナスにならない50点台であれば他でカバーできると臨んだ本番ですが、結果はなんと80点!

問題の難易度も下がっていたようで捻りのすくない基本的な問題が多かったように感じます。

1次試験合格に大きく貢献する科目になりました。

模試1回目(5月1日)40点くらい※

模試2回目(6月26日)44点

本試験  (8月7日)80点❗️

経営情報システム

2日目の科目、経営情報システム、経営法務、中小企業経営・政策の3科目は暗記する要素が多く、2次試験に関連が少ない科目のため受験生からは「暗記3兄弟」と言われています。

その中でも経営情報システムは現在営んでいる事業との関連が最も密接な科目のため、ここでも他の科目をカバーする得点を求めたいイメージでした。

結果としては、60点。なんだかなぁという気持ちですが科目合格ラインを突破することができました。

模試1回目(5月1日)50点くらい※

模試2回目(6月26日)60点

本試験  (8月7日)60点

中小企業経営・政策

全7科目の最終科目です。2日目の夕方ということもあり体力的にも精神的にも疲れが出てくるタイミングです。

この科目に限らず1科目でも足切り(40点未満)になってしまうと、仮に他の6科目で420点を突破していても1次試験は不合格となります。

そういった意味でも、この科目は特にケアレスミスがないように意識して問題に取り組みました。

結果は61点。模試でも過不足ない感じの点数でしたので、ほぼイメージどおりの結果でした。

模試1回目(5月1日)50点くらい

模試2回目(6月26日)50点

本試験  (8月7日)61点

総合結果

結果として460点で1次試験にストレート合格することができました!

模試では一度も合格ラインに届かなかったことや、財務会計、経営法務以外はギリギリの合格ラインだったので運も味方してくれたと思います。

この2科目は模試の結果も良くなかったため、まさか大幅に合格ラインを上回るとは考えていませんでした。

模試1回目(4月30日-1日)351点くらい※

模試2回目(6月25日-26)414点

本試験  (8月6日-7日)460点

まとめ

今回の記事では私の中小企業診断士1次試験を実際に受けてみた所感をまとめてみました。

振り返ってみると1回目の模試の結果でやる気無くさなくて良かったなと思います。

模試の結果はあくまでその時点での実力として、残りの日数で充分に巻き返すことができます。

この記事が来年以降、中小企業診断士試験を受験しようとしている方、1次試験に苦戦している方の参考になればと思います。

お読みいただきありがとうございました😊